論文
- SSD: Single Shot MultiBox Detector
- Paper: https://arxiv.org/abs/1512.02325
- Submission Date: 2015.12
要旨
- 単一のCNNでObjectの検出とクラス分類を同時に行う手法を提案した
- 既存手法(Faster R-CNN)と同等の精度で、既存手法(YOLO)より高速に検知が可能である
提案手法
- 異なるスケールのObjectを検出するために、ベースネットワークであるVGG16の後に、Extra Feature Layersを追加する
- それぞれのFeature Mapに異なるアスペクト比のBounding Boxを対応させ、最後にNon Maximum Suppressionで複数のBounding Boxをまとめる
- Feature Mapの1つのセルは、物体クラスとその位置に対応する
結果
- SSD300でmAP=74.3の高精度でリアルタイム(59FPS)に検出可能
関連研究
- You Only Look Once: Unified, Real-Time Object Detection, CVPR2016
所感
- Object Detectionにおいて重要な手法の1つであり、ベースネットワークにMobileNetを用いた軽量化したものなど現在でも使わている手法である